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一般物資
一般物資の供給について
各学期毎に市町村教育委員会の代表者で構成する物資運営委員会で、学校給食において必要な物資を審査し(品質審査・価格審査等)、承認された商品です。
みかん・黄桃・パインなどの缶詰類、醤油・酢・砂糖・塩・削り節等の調味料類、そして冷凍食品やパンの副資材などを供給しています。
厳しい大阪府独自の規格基準を策定し、それに基づき品質審査・理化学検査・微生物検査を実施し安全性を確保しています。1、一般物資の取扱商品
地産地消を推し進めるため大阪産(もん)の取扱いに積極的に取り組んでいます。
商品分類 主な取扱商品名 缶詰類 みかん缶詰、黄桃缶詰、パイン缶詰、うずら卵水煮缶詰、菜種白絞油、菜種サラダ油 等 調味料類 醤油、ソース類、砂糖、塩、酢、削り節 等
2、一般物資の選定方法〈取扱までの流れ〉
物資の選択
- 当給食会が開催する学校給食用物資展示・試食会(夏、冬の年2回)に物資取扱業者が出展した商品の中から、展示会当日に実施したアンケートの回答を参考に当給食会が数点の物資を選択したもの。
- 市町村学校より当給食会に取扱の依頼のあったもの。
予備確認
- 選定候補商品の原材料、原材料産地、食品添加物の有無、配合割合、アレルゲン、衛生規格や衛生検査結果、価格等を当給食会が予備確認を行います。
開発選定小委員会(物資運営委員会)開催
- 開発選定小委員(物資運営委員長、同副委員長、開発選定小委員6名の計8名)が、選定の候補になった商品または、商品を使用した調理サンプルを、商品取扱業者及び製造メーカー担当者の説明を受けながら試食を行います。
- 試食終了後、商品毎に原材料、原材料産地、食品添加物の有無、配合割合、アレルゲン、衛生規格や衛生検査結果、価格等の審議を委員が行い、質疑がある場合は、取扱業者及び製造メーカーに対して個別に詳細説明を受けたり、商品に対して学校給食独特の要望などを伝えて、改良などの対応を依頼する。
- 学校給食独特の要望や改良の対応が可能な場合は、改めて商品を開発選定小委員会で対応後の商品の確認を行います。
選定
- 開発選定小委員は、試食した商品が学校給食にふさわしいかどうか商品毎に意見交換、審議を行います。
- 開発選定小委員会により審議され承認された商品は、物資運営委員会の全体会において、開発選定小委員が選定までの経過説明を行います。
- 物資運営委員会の全体会で最終的に選定の採否を決定し、選定された商品については、当給食会が取り扱う物資一覧に掲載し府内市町村、学校へ周知を行います。また、供給までに当給食会において食品衛生法に基づき必要と考えられる安全確認検査を実施します。
3、 安全で安心 一般物資供給のための取り組み
一般物資の規格
- 食品衛生法、農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(JAS法)、その他関係法令等に規定されている製造、表示等の基準や成分規格等に適合する ものであること。
- 製造上不可欠な場合等を除き、不必要な食品添加物(着色料、保存料、漂白剤、発色剤等)が添加されていないこと。
- 主原料は、原則として非遺伝子組換えのものを使用していること。
- 容器包装は、食品衛生法で規定されている規格基準適合品であること。
品質検査及び細菌検査の実施
当給食会で食品をサンプリングし、公的検査機関等に委託して年1回 理化学的、微生物学的検査を行うとともに、加熱しないで直接喫食する食品については、腸管出血性大腸菌O157検査を行っています。
検査結果は、給食会ホームページの「関係者専用」ページに公開しております。品質審査の実施
府内各市町村教育委員会の代表者で構成される物資運営委員会の小委員会委員により品質審査を行い、合格した物資のみを取り扱っています。
品質審査の実施
現在、約50業者との取引があり、新商品を取り扱う場合や必要に応じて製造工程の調査、品質管理、衛生管理等の工場調査を行っています。
一般物資納入業者の選定
「大阪府学校給食用一般物資納入業者選定要項」に基づき、書類審査・現地調査を行い、一般物資の取扱い業者を選定しています。
4、一般物資の供給経路